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ローストクラブ(油・ニンニクたっぷり蟹)

もうそろそろ蟹のシーズンも終わり。
「折角のシーズン中にあまり蟹食べなかったな~。終わる前に食べないと!!」
と、毎年毎年思う。
進歩が無い。

サンフランシスコ周辺の定番蟹のDungeness crabで、これまたサンフランシスコ名物(?)のgarlic roasted crab(油とニンニクたっぷりの丸ごとの蟹。この料理を出す店についてはまたレストラン情報として書くとして・・・)をまた作って食べよう!ということで、広い友人宅で料理させてもらうことに。

そしてこの日のために、いつもお世話になっているサンフランシスコ日本街の大立て者、食通でもいらっしゃる方が日本食店のご主人にイキの良い蟹の調達を頼んでくださった。
勿論、ご主人は朝市で調達してきてくださる。
ここが一般人の我々とは違う。感激です!

いつもはチャイナタウンで選ぶのだが、私達にはイキのいいカニの選び方が分からない。
元気そうに動いてるのを貰うだけ。
今日はプロが選んでくださった蟹・・・。
プリプリの蟹・・・想像するだけで、パブロフの犬状態。

crab1.jpg



調理前のカニさん



crab2.jpg



まずは蟹さんをお風呂に入れて体を洗い・・・(冗談ではありません。うちのアパートでやる時は、本当に浴槽で洗います。キッチンのシンクが小さいので。)








crab3.jpgと、思ったけれども、友人宅はキッチンシンクが大きいのでちゃんと8杯の蟹が洗えた。

← 私は都合のいいことに、生の大型甲殻類にアレルギーがあるので、(でも甘海老は問題ない。大好き。とても都合がいいアレルギー) いつも火が通るまでの作業はタツのシゴト。
というか、そのまま最後までやってくれることが多々ある。



本物のレシピは無いけれど、食通・料理好きな友人夫婦がこんな感じであの味に近いはず、とおしえてくれたやり方。
簡単だけど本物にかなり近い。

その夫婦も材料を量らない。
・・・ので、はっきりした材料の分量情報は無い。
オリーブオイル、バター、ガーリック、胡椒たっぷりと塩少々・・・。
レシピはこれだけ。

なので、いつもの如くうちで作る度に少しずつ味を調節しているのだが、未だに毎回味がちょっと違う(と思う)。
ま、分量が多少違ったとしても兎に角たっぷりのバターにたっぷりのニンニクは美味しい。

もう一品は、ローストクラブを食べるなら必ず誰もが食べる(はずの)、これまた定番ガーリックヌードル。

この組み合わせはかなりヤミツキになること間違いナシ・・・で危ない。
何が危ないって、そりゃ~もう、蟹もヌードルもとにかく油ギットギト。

crab4.jpg

← コレは油に浸ったニンニク。

でも、このたっぷりのガーリックとの組み合わせのせいか、油っこさをそれ程感じないところが危ない。
(感じないってことはないだろうけど、何故だか食べやすい。)


自分達で作り始めるまでは、日本から友人達が遊びに来ると必ずこの蟹を食べに行き、皆、口を揃えて「またこれを食べに来る。」と言い残して帰って行った。
そして、本当に食べに渡米する。

・・・と言うとウソっぽいが、再度訪れる友人達は本当に「また例のあれ食べに行く。」と言う。
「例のあれ」と言えば当然分かると思っているようである。
(実際「あれ」で分かるけど。)
一人や二人じゃありません。皆そう言います。
まだ食べたことがないあなたも、すでに好物!というあなたも食べたくなってきましたね?

東京・恵比寿のにんにくやに負けず劣らず大量にニンニクを使う。
(もう何年も行ってないけど未だに流行っているのでしょうか・・・。)
あの店はすごかった。
恵比寿駅を出た途端にニンニクの匂いがしたものだった。
(ウソです。でも、店の近くまで行けば、店先が見える前から匂うのはホント。)

ちなみに、サンフランシスコでニンニク大量レストランと言えばStinking Roseかな。(直訳しちゃうと「臭い薔薇」だけど、にんにくはStinking Roseという異名を持つ)
ここのニンニク料理もなかなかだけど、恵比寿のにんにくやには到底勝てないでしょう。

crab5.jpg
他にも、作っていただいた春巻きと煮物類にキンピラ・・・と、すっかりご馳走が並んだ。
蟹を食べる時は皆黙る・・・という定説をくつがえし、ワイワイと賑やかな食卓。
その後に続くデザート・・・。
また夜中までドンチャンドンチャンと食べ続けたのであった。
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2006-04-08(Sat)
 

チーズフォンデュ

最近フォンデュに凝っているという友人に、チーズフォンデュをご馳走になった。
私も家でチーズフォンデュやりたいな~と常々思っていたので今日は作り方のお勉強。

チーズフォンデュといえば、スイスのレストランで働いていた友人に10年以上前に作ってもらって以来食べていないかも。
あれが本場の味なのか、あまりにもアルコールきつくて、すっかり酔っ払ったという記憶だけある。

cheese_fondue1.jpg
今日ご馳走になったのはフランスパンの他にチーズを絡ませやすい野菜類とソーセージ。
チーズフォンデュにソーセージとは考えたことなかったけど、単純に考えてみてもチーズと肉類は相性が良いから美味しいはず。
で、本当に美味しかった。


チーズフォンデュはチーズ数種類をたっぷり、お酒数種類をたっぷり、極めつけにパンをたっくさん食べてしまう体が重くなるもと・・・というイメージもあったけど、今回は野菜も沢山食べて健康的。

cheese_fondue2.jpg


パンや野菜にたーっぷりのチーズを絡ませてバクバク食べているとかなりお腹が膨れて、このまま「お休みなさぁ~い」の気分。
フォンデュに白ワインが沢山入ってたし。

やっぱりまたフォンデュセットも欲しくなった。
これは楽しい♪

でも大きくて収納場所に困るから、取りあえずはたこ焼き器だけにしておこう。
2006-04-07(Fri)
 

たこ焼き

友人宅でたこ焼き!
関西出身の友達の指導のもと、皆でワイワイと作りながらハフハフ、バクバク。

以前も教えてもらったことあるけど、たこ焼き作りはスピードとタイミングが大事だ、ということだけは学んだ。
技術は習得してない。
が、ひっくり返して丸くする作業は我ながら上手く出来たと思ってる。
(おそらく誰でも出来るコト。)

彼女のたこ焼きは、小麦粉よりも水と卵がたっぷりのプリプリたこ焼き。 明石焼きに近い感じ。

Takoyaki_1.jpgもうすぐ4歳になるAちゃんも楽しそうにお手伝い。
一つ一つの作業を手伝わせてもらってごっ機嫌。
すっかり大人の仲間入りだね。

身長の半分くらいある菜ばしでマゼマゼ。


お手伝いが好きになって、「今日は私がご飯作ってあげる!」な~んて言ってくれたら嬉しいね。Aちゃん
ママ。



1歳半のHちゃんも「テャコヤキ!」と目を光らせる。Takoyaki_2s.jpg


アタチはここで出来上がるの待ってまぁすぅ。






前から思ってたけど、やっぱりたこ焼き焼き器(たこ焼き器?)
買う!
ひっくり返しも習得したし。友達に披露せな。


Takoyaki_3.jpg

出来たてプリプリフワフワ~。



Takoyaki_4.jpg







鰹節、青海苔とソースをかけ・・・
終わる前から皆の手が伸びる。






Aちゃんママが作ってくれた中華まんもメチャクチャ美味しくて
皆やっぱり食べまくり。

Takoyaki_5.jpg

外のフワフワ饅も、中のシャキシャキ具も全部手作り。

女が集まれば「食べる」「喋る」がいつまでも続く。
今日も良く食べた。
2006-03-30(Thu)
 

魚の塩釜焼き

友人宅の新年会でご馳走を戴いた。
cram_chicken_1s
料理上手の彼女の今日のテーマは「ベニスの夕べ」(・・・だったっけ?)
前菜もメインも豪華で美味。




なんと言っても今日の主役のドデカイpomfretという魚。(シマガツオ?マナガツオ?)

到着した時、先に来ていた友人が卵白をブ~~~~ンっと泡立てていた。
あり?メレンゲ?デザート用?私はデザート担当だったと思って持ってきちゃったけど、勘違いだった?
ま、いくつあっても勿論食べるけど。
・・・と思いきや、魚を塩釜焼きにするためにメレンゲを作ってるんだと!
「美味しんぼ」にも登場した(?)魚の塩釜焼き。
これはお上品な和食屋さんで食べるお品だと思ってた。
(ちなみに食べたことは無いが。)

pomfret_1s.jpg
出来上がったシマガツオちゃん(か、マナガツオ)は塩の釜でしっかり包まれていたおかげで、しっとりと水分を保ちホワホワ。

pomfret_2s.jpg

ほのかに塩味がきき、魚臭さが全く無く、それでいて素材の味はしっかり残っている。
おいしゅうございます。

彼女はパエリア鍋で作っていたが、普通のオーブン用の鉄板で十分ですと。
これは自分でも作ってみないと!!
2006-01-05(Thu)
 

お餅作り

SFイスキアお母さんのクリニックでお餅作り。
大根おろし、黒ゴマ黄な粉、あんこ、アベカワ、納豆・・・と、どれもこれも美味しくてまた今日もたらふく食べる。

できる傍から皆で餅を丸めてバックバク。
お餅を並べるために作ったスペースなんて全く埋まらない勢い。
できたてのお餅っていくらでも食べられるから気をつけないとねぇ。
気がつけば立ってるのも辛い、屈むのも辛い程お腹パンパン。

正月用の鏡餅も作って新年を迎える準備OK。(まだ鏡餅しかないけど。掃除もま~だまだだし。)

今日誕生日の人がいて、皆でおめでと~と、彼女のお皿にお餅をプレゼント。
(・・・と書いている正にこの瞬間、おかしなことに、ちょうど見ていた日本の番組(友人に借りたビデオ)で「誕生日に餅をもらったことがある」と、ある芸能人がコメントした(^^)。嘘のようで本当の変な偶然。こういうこと、ホントによくある。)

その、友達から借りた一年前の日本の番組のビデオに「驚き謎マネー」という番組が入っていて面白かった。(バラエティ特番。色々な物事、出来事、仕事等の「謎の値段」を調査、検証してクイズにする)

例えば、爬虫類の養殖は年収3億円!

遺体修復(事故などで遺体が損傷している場合の修復)作業は一体15万円等・・・。

女の子がワキゲを伸ばして一週間ごとに写真をウェブサイトにアップするというバイトは1日2,000円の収入!!

タクシーを24時間待たせたら・・・7万5千円。

銀座の高級クラブで二人でわずか10分で水一杯飲んだら10万円。

マンションを買った2時間後に同じ不動産に売ったら買値マイナス500万円(別の不動産に売ったらマイナス1,000万円)だって。

日本のバラエティー番組って本当に色々なのがあるよなぁ。
2005-12-28(Wed)
 

ペルーの写真?

今日もホリデーディナーで夕方から友人宅へ。

プロジェクターを用意するから私達のペルー旅行の写真を皆に見せて!と言われていたから昨日の夜中によ~やく3ヶ月前のペルー旅行の写真をまとめた。ぐうたらぐうたら。

旅行から帰ってすぐにデジカメで撮った写真とフィルムで撮った写真を順序を合わせてPCに保存・・・は終えた。
でも景色を撮りまくり700枚くらいになった写真、人に見せるにはせめて100枚くらいに絞らないとなぁ・・・と思った時点で選ぶのが面倒くさくなってコンピューターがフリーズ(・・じゃなくて自分が止まっただけ)。

外はまだ雨。クリスマス一週間前、誰もがパーティーに出かけるから当然道も混む。

ホリデーの混雑+アメリカの水はけの悪い道=事故だらけ。
・・・ってなことでお決まりのようにアチコチ渋滞だったらしい(特に橋が)。

友人の彼氏は以前レストラン経営をしていた食通二人のディナーのプレゼンテーションは素晴らしかった。
野菜三昧で皆大満足。

食に関しては何でも興味あり、という彼は、日本に行ったことは無いけど和食通でもあった。

世界各国の料理が食べられるサンフランシスコだし和食好きの人も沢山いるけど、今まで殆ど日本人との付き合いは無くオデンを食べたことが無いのにコンニャクを知っているアメリカ人は珍しいかも。

彼の料理の後はゲストの一人が作ったパイを戴いた。
このパイを作ったのも男性で、最近パイ作りに凝っていて、ストレス解消にもなってるとか。
是非、一家に一人。

食事に招待される時って、旦那さんがメインディッシュを作るって事も多いし、周りには料理上手・料理好きな男性達が沢山いて幸せだなぁ。
2005-12-18(Sun)
 
プロフィール

HK

Author:HK
夫婦二人のサンフランシスコ生活にピリオドを打ち、郊外に移住。
ようやく授かった第一子レオ(Leo)との忙しい日々の記録。

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